「置き換えダイエット」より、「基本的に食べない」という認識が重要!?
短期的に一定量を減らすダイエットは、「置き換えダイエット」が最も理解しやすく、実行する事が簡単ではないでしょうか。
しかし、認識の仕方次第で、このダイエット方法が辛くなったり、受け入れやすくなったりすると考えています。
■置き換えるのではなく、絶食時の栄養補給として考える。
置き換えダイエットを実行するときの「置き換え食品」は、様々なものがあります。例えば、ダイエットスムージー、ダイエットシェーク、リゾット、サラダ・・・とにかく、カロリーの低いものであれば一応、置き換えることが出来ます。
最近のお勧めとしては、炭水化物を制限した物でしょうか。ただ、ここで重要だと思うのは、「置き換え」という言葉の意味の受け取り方です。食事の代替品という認識でダイエットに取り組むと、大変辛い物となるような気がします。
というのも、いろいろなダイエット食品のレビューを見ていて気付いたのですが、置き換えダイエット食品のレビューで成功している人と失敗している人では、製品のレビューがだいぶ異なっています。
まぁ、失敗したので厳しめのレビューになっていると言ってしまえば、そうなのですが、私なりにこの違いを考え、置き換えダイエットで成功するタイプの方の持っている置き換えダイエットに対する認識と、失敗するタイプの方の持っている認識を推理してみました。
ダイエット成功者の認識
・置き換えダイエットでは、基本的に食べない。
・最大目標は体重を減らすこと。
・多少の我慢は仕方がない。
・空腹を受け入れる。
・基本的に食べないが、栄養補給として、置き換えダイエット食品を食べる。
ダイエットに失敗する人の認識
・置き換えダイエット食品は、カロリーが低い食事。
・最大目標は食生活をなるべく変えないで体重を落とすこと。
・あまり我慢はしたくない。
・空腹は無いほうが良い。
私は、両者に上記のような違いがあるのではないかという仮説を持っています。
自分でダイエットを長い間「趣味」として行ってきて思うのは、ダイエットが非常にメンタルな要因を含んでいるということです。
■実はメンタル事が最重要! 認識の違いが成功と不成功を分ける。
ダイエットは、昔から手法論が最重要と一般に認識されてきました。 ですから、ダイエットの手法は時代とともに移り変わり、現在は炭水化物制限ダイエットや、酵素を使った酵素ダイエットが人気です。
しかし、ダイエットの本質は、摂取カロリーを消費カロリーより低くすることであり、手法論より、いかにその状態を長く継続するかということにあります。
この継続することは、本人の内なる欲求がどこにあるのかによって変わります。
NO PAIN, NO GAIN.
とはよく言ったもので、どのような対価を払うかという覚悟が重要となるのです。
そこで私は思うのですが、置き換えダイエットをこのように認識すると、成功しやすいと思います。
× 一日三食(朝、昼、晩)の内、一食分を低カロリー食品で置き換えする。
〇 一日二食しか基本的に食べない。
(ただし、栄養補助として、低カロリー食品を1回だけ摂る権利付き)
又は、
× 一日三食(朝、昼、晩)の内、二食分を低カロリー食品で置き換えする。
〇 一日一食しか基本的に食べない。
(ただし、栄養補助として、低カロリー食品を2回だけ摂る権利付き)
このように認識をすると、まずいとか、量が少ないとか思う「置き換え」食もありがたく頂く事が出来ると思いませんか?