置き換えダイエットの前の準備:メンタルのリセット(その2)
今回、『空腹は友達』という事についてお話したいと思います。
どうせダイエットをするのであれば、リバウンドをしないようにしたいと思うのは、自然なことですよね?
リバウンドしてしまうのは、太ってしまうような生活習慣が改善されていないということであり、本当は、生活習慣の改善はゆっくりとじっくりと取り組みたいものですが、置き換えダイエットのような短期的なゴールを設定し、痩せるという成功体験を通して新たな生活習慣を身に付けるきっかけを作ることもできます。
是非、生活習慣の改善までを考えたダイエットプランにしたいですね。
太ってしまう生活習慣をチェックせよ!
では、太ってしまう「生活習慣」とは何でしょうか。
一番大きな問題は、摂取カロリーが消費カロリーを大きく上回っているという事です。
これは、一日三食を一日二食や一日一食にすることでコントロールすることが出来ます。これが基本的な置き換えダイエットの考え方です。
しかし、なぜ、摂取カロリーが多くなってしまうのでしょうか?私の思う太る生活習慣とは、以下のような原因があると思います。
- ドカ食いの習慣。(特にごはんなどの糖質)
- 糖質と脂質が多く、食物繊維の少ない食習慣(外食、コンビニ食などに多し)
- よく噛まないで、速く食べる習慣。
- 空腹を我慢できず、絶えず食べているるという習慣を持つ。
こうして考えられる原因を並べて見ると、糖分がいかに中毒性のあるものかという事が見えてきます。 とにかく糖分(炭水化物)を摂るという事に固執してしまうのです。
血糖値の急激な上昇が、あなたをハイにさせ、中毒症状にさせるのですが、この習慣を断ち切りましょう!
空腹は友達という認識を持とう
間食がなかなか止められない方は、空腹という状態に我慢が出来ない状態になっています。人間はエネルギーを取らなければ死んでしまいますので、エネルギーを補給するタイミングを知らせる空腹感は大切な知らせです。
しかし、ちょっとでもお腹が空く、あるいは明確な空腹感もないのに何かを口に入れてしまう習慣は、明らかに良くありません。
短期的なダイエットを良い機会として、悪習慣をきれいさっぱり断ち切りましょう!適度な空腹感をある程度感じてから適量を食べるという習慣を身に付けるのです。
また、ドカ食いは、よく噛んでゆっくりと食べることによりかなり抑えることが出来ます。食べている最中も、早く次の一口を食べたいという空腹感に突き動かされるので、これも矯正する必要があります。
私自身がドカ食いをしていたのでよくわかります。これをすると、ついついご飯を1膳、2膳と食べ過ぎてしまいます。あっという間にカロリーオーバーです!
この、食事の最中の次の一口への「空腹感」とも折り合いをつけましょう。
とにかく、空腹感とは何か、自分自身で認識をしましょう。それは、食間で感じる空腹感と、食事の最中に感じる空腹感です。
この二つの空腹感の存在を知り、それに慣れましょう。
もし、あなたが、精神的だけではなく、生理的に血糖値を高く保っていないといられない依存状態にあるとしたら、ダイエットを通じて、空腹に慣れていくことは健康を保つうえでも良い機会だと思います。
ダイエットが進むと、空腹感に慣れ、さほど苦痛とは思わなくなります。私の個人的な経験では、特に糖質制限ダイエットをした際に空腹をあまり感じなかったように思います。
空腹感をあまりにも感じすぎると挫折しますので、空腹のマネージメントについても機会があれば述べたいと思います。
ダイエットを始めるにあたって、食間と食事中に感じる飢餓感を抑え、正しい食生活を送れるよう、空腹との折り合いを、
空腹は友達 (ダイエッターにとって)
という認識を持った上でダイエットに臨みましょう!