置き換えダイエットに青汁やフルーツ青汁はアリ?ナシ?
現在、フルーツ青汁が流行っています。
タレントのGenkingさん、ダレノガレ明美さんや、最近、りゅうちぇるさんと結婚したぺこさんがグリーンスムージーやフルーツ青汁で痩せたと話題になりました。
そのせいで、青汁、特にフルーツ青汁が人気となっているようです。
青汁は、主たる材料が天然成分ですし、色々なビタミン、ミネラルなども入っていて、健康的な印象を受けます。
また、食物繊維なども含まれているので、当ブログの趣旨と一致しているように思えます。では、青汁を使った置き換えダイエットは、アリでしょうか、なしでしょうか?
検証してみたいと思います。
とりあえず、今、巷で一番人気の「すっきりフルーツ青汁」と、Amazonでダントツ1位の人気を誇るヤクルトの「青汁のめぐり」を中心に考えてみましょう。
一回分の値段はどうか?
一回分の青汁の値段を考えてみましょう。 最近流行りの「すっきりフルーツ青汁」などは、味が美味しいとの噂ですが、定期購入すると1回分が約133円(定期4回のラクトクコースなら約92円)のコストとなります。
比べて、ヤクルトの青汁のめぐりは、Amazonで購入すると1回分約48円。しかも、多くの青汁の1回分量が3gに対して、ヤクルトの青汁のめぐりは7.5gあることも注目です。
栄養価やその他の部分も鑑みて考えることが必要でしょう。
一回分のカロリーはどうか?
「すっきりフルーツ青汁」は一袋当たりのカロリーが11.7Kcalあります。 対して、ヤクルトの「青汁のめぐり」は、一袋で22.25Kcal。
あれ? そんなに甘くないヤクルトの「青汁のめぐり」の方がカロリーがあるんだ?と思われた方、その通りです!
しかし、一袋単位の量が違います。「すっきりフルーツ青汁」は3g、「青汁のめぐり」は7.5g。カロリーの量が倍になっても仕方ないという物です。
しかし、この量の熱量は、置き換えダイエットにはさほど問題はないでしょう。むしろ、青汁パウダーを水で溶かすか、ジュースで溶かすか、あるいは牛乳で溶かすかの方が影響が大きいです。
成分はどうでしょうか?
「すっきりフルーツ青汁」の成分別の内訳は詳しく出ていないのですが、食品ラベルの原材料名は、多い順に表示されますので、上位10位まで原材料を挙げてみますと、このようになっています。
還元麦芽水飴というと、糖質!という感じですが、小腸で吸収されにくく、GI値(食物の血糖値の上げやすさを表す)は低いようです。同様に乳糖も普通の砂糖の半分ぐらいのGI値ですので、その辺は考えられた配合になっていますね。デキストリンも甘味料として働きますが、GI値は低めです。
「青汁のめぐり」の成分はどうでしょう?
となっています。
しかし、飲みやすさを優先しているせいか、とにかく糖分が多いのが気になります。また、大麦若葉エキスという事は、不溶性食物繊維はあまり含まれていないように思えます。これが少々、気になるところです。
100%大麦若葉の青汁を調べる
今、人気の高い青汁を調べてみて、思ったより有効成分たる大麦若葉より、糖分の方が多いことに驚きました。いくらGI値が低いものを配合しているとはいうものの、血糖値のコントロールを考えるとどうでしょうか?
そこで、100%大麦若葉の青汁を調べたところ、結構、良さげなものがありました。
国産有機大麦若葉100%青汁 3Gx60袋、リケン製です。
国産の、有機大麦若葉を100%使用。 しかも若葉のみの使用です。
しかもお値段は3Gx60袋で1,980円。一包あたり33円。一回2包使っても66円です。
カロリーも8.4Kcalと低め。食物繊維が1.34gと全体の約半分を占めています。しかし、食物繊維の摂取量は、24g/日以上で心筋梗塞死亡率が低下すると言われています。
1.34gではあまり、十分とは言えないのが残念。。。
でも、私としては、100%大麦若葉をお勧めしたいです!
まとめ
青汁を置き換えダイエット時の栄養補給食品として使うのはアリだと思います。それは、最低限の各種ミネラル、ビタミン、食物繊維を補給しつつ、最低限のカロリーを補給できるからなのですが、単に水で溶かすと、カロリーが低くなりすぎるかもしれません。(プチファスティング(断食)なら良いのですが。)
また、青汁にはダイエット時に必要なたんぱく質が入っていませんので、牛乳や豆乳、ヨーグルトなどに溶かして飲むと良いでしょう。量を加減して、300kcal程度に抑えると、良いかと思います。
しかし、こうやって有効成分を調べてみると、青汁だけでは食物繊維が十分に摂ることが出来ないのはちょっと意外ですね。
私のお勧めは、とにかく食物繊維とタンパク質を決められたカロリーの中で十分に摂ることですので、青汁だけよりもほかにも組み合わせたほうが良いかもしれません。