TV雑誌が語らない!置き換えダイエットの正しいやり方と選び方

巷では、酵素ダイエットと呼ばれる置き換えダイエットが人気です。天然由来のミネラルやビタミンを豊富に含み、健康補助食品として優れたものであることは間違いありません。しかし、多くの人は、なぜ、酵素食品を使うのかを理解していないまま、コマーシャルや企業の言われるまま、ダイエットを行っている現状もあります。当サイトでは、置き換えダイエットに関して、実際にダイエットを続けてきた経験と、科学的な考察を介して、理想のダイエットに迫ってみようと思います。

「完全無欠コーヒー」(バターコーヒー)で置き換えダイエットする際の危険性とは?

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『完全無欠コーヒー』が人気!

最近、『完全無欠コーヒー』が話題です。これは、シリコンバレーの投資家、デイヴ・アスプリー氏が提唱しているもので、もともとはネパールのバター茶をヒントにして作り上げられました。

簡単に説明すると、『完全無欠コーヒー』はコーヒーにバター(牧草で育てられた乳牛から作られるグラスフェッドバターが望ましい)とMCTオイル(ココナッツオイルなどから精製し、中鎖脂肪酸の純度をほぼ100%に高めたもの)を大さじ1杯ずつ入れ、ミキサーや電動クリーマーで乳化(ミセル化)させたものです。

味は無糖で乳臭くないカフェ・ラテといった感。 脂っぽさはあまり感じません。僕は普通のラテより、バターコーヒーの方が好きで、とても美味しいと思います。これを一杯飲むと、不思議とおなかが減りません。おなかが減ってしまう方は、バターとMCTオイルの量を増やすと良いかと思います。

人間の身体は脂肪をある程度取ると、空腹が止まるようです。

確かに、脂身の少ない赤身のサーロインステーキはどんどん食べられますが、サシのいっぱい入ったA5和牛のサーロインステーキはそんなに食べられませんよね?

これ、置き換えダイエット食材として、おすすめなんではないでしょうか?

ええ、そんな脂肪分を摂っていいの? 身体に悪いんじゃ…。

そう、思われる方も多いと思います。しかし、動物性脂肪がコルステロール値を上げるという考え方は古く、今では糖質の摂りすぎこそが問題とされています。デイヴ・アスプリー氏はむしろ、牧草飼育で穀物を摂っていない牛の脂肪分は最良の脂質だと述べています。

もちろん、糖質を制限せずに脂質を食べ過ぎると悲惨なことになるので注意が必要ですが。


では、バターコーヒー、置き換えダイエット食材として危険はないのでしょうか?

もしあなたがストイックな糖質制限をすべての食事に取り入れているなら良いのですが、糖質を取りながらの『完全無欠コーヒー』は、カロリーを増やしますので注意が必要です。あくまでも「置き換え」るものという認識が必要です。

あなたがどのようなダイエット戦略を取っているかによって、「完全無欠コーヒー」、あるいは「バターコーヒー」の飲み方では注意が必要です。

 

「完全無欠ダイエット」とは?

シリコンバレー式 自分を変える最強の食事

シリコンバレー式 自分を変える最強の食事

 

デイヴ・アスプリー氏の「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」を簡単に説明すると以下のようになります。

  1. 反栄養素や毒素(カビ毒等)をなるべく含まない良好な食品を摂る。
  2. 1日のカロリーの50~70%を「正しい」種類の脂肪から摂る。
  3. 1日のカロリーの20%を良質なたんぱく質から摂る。
  4. とにかく野菜を食べる。
  5. 短時間(6~8時間)の内に1日の食事をすべて摂り、18~16時間をファスティング(断食)時間とする。そのために栄養補給をバターコーヒーで。
  6. 良好な睡眠
  7. 強すぎない運動。

上記を守ると、穀物はなるべく取らない方が良いので、ケトジェニックダイエットと呼ばれるような食生活となります。すなわち、糖質制限食を基本に、良質な脂質を多く摂り、エネルギーを糖質からではなく、脂質から得るような身体にしていきます。
良質な脂質とは、MCTオイルやグラスフェッド(牧草飼育)な牛からの脂肪分です。

 

「完全無欠ダイエット」で注意しなくてはならない点。

「完全無欠コーヒー」に含まれるMCTオイルは、純粋な中鎖脂肪酸であり、身体の中でエネルギーに変わりやすいのが特徴です。このことから、「完全無欠コーヒー」を飲むだけて痩せると思ってしまうと大変、危険です。

MCTオイルは、糖質制限と同時に摂ることで初めてその真価を発揮します。

それでないと、カロリー量の高いものをわざわざ取り込み、糖質と一緒に食べて血糖値が上昇⇒新たな脂肪を蓄積…という事になってしまいます!

糖質制限しない方は)必ず、カロリー量を意識しておきましょう!

バターコーヒーのカロリー量は、1杯あたりバター12g(89kcal)とMCTオイル11g(99kcal)で188kcal。約200kcalほどですので、通常の朝食の半分以下のカロリーとなります。

脂肪1㎏を燃焼するのに必要なカロリーは約7200kcalでしたよね?

すると、大体300kcal分のカロリーを一日に減らすわけですから、もし他の要因が一定だとすれば、理論的に約24日で-1㎏の脂肪を燃焼できることになります。(実際には体の恒常性維持機能(ホメオスタシス)の為、もっと時間がかかると思います。)

つまり、朝食をしっかり食べて生活していて、体重が減りも増えもしてなかった方は、朝食をバターコーヒー(完全無欠コーヒー)に置き換えるだけで、半年で6㎏減を達成することが見えてきます。これは、純粋にカロリー計算の話です。糖質制限食にすれば、もっと効率は良くなるかと思います。

 

「完全無欠コーヒー」で置き換えダイエットする際の問題点

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しかし、問題があります。

それは、バターコーヒーには食物繊維が全く含まれていないという点です。

また、ビタミンやミネラル分も注意です。 特に夏は汗をかくのでミネラルの消失が問題となります。今年の夏は特に猛暑ですのでなおさらです。

これらを補うにはどうすれば良いでしょうか?

このブログでも再三述べてきた昼食や夕食の内容の見直しです。

「完全無欠ダイエット」では、グラスフェッドな肉を主体に、たっぷりの野菜を食べることを推奨しています。そして、ケトジェニックダイエットのように、糖質を基本的に制限します。しかし、現在、「完全無欠コーヒー」を飲まれている方でも、朝をバターコーヒーに変えるだけで、昼と夜の食事はあまり変えないという方も多いようです。

置き換えダイエットは、単に一食を置き換える(絶食し、栄養補給だけするという考え方)のではなく、1日の総量としてのカロリー、栄養を見るべきです。

ならば、スムージープロテインシェイクなどのように必須栄養素が摂れないなら、他の食事で、補う必要があるのです。

 

「完全無欠ダイエット」あるいは「ケトジェニックダイエット」を行う際の問題点

更に、他の食事をすべて糖質制限にした時の問題がいくつか出てきます。

食物繊維が少なめになってしまう。(便秘の原因!)

豆類を含む穀物類を食べないようにしたところ、便秘気味になりました。

デイブ・アスプリー氏は、良質な肉、特に牧草飼育(グラスフェッド)で育てられた牛肉やラム肉、魚を主体に、たくさんの野菜を食べることを推奨しています。しかし、このメニューは、日本の通常の生活ではなかなか難しい現状があります。

色々な栄養素が不足するのはもちろん、穀物類を制限することにより、食物繊維が取れなくなるのが問題です。野菜だけで食物繊維を摂るのは大変な量の野菜が必要です。かなり意識して食物繊維を多く含む食品を多めに(というより、「たっぷり」)摂ることが必要です。

日本の環境では、肉と野菜主体の食事は大変高額になる。

日本の環境で肉や野菜だけでカロリー量を維持しようとすると、毎食が高額になります。特に昼を外食や中食に頼っていると、中々思うような食生活にはなりません。特に、デイヴ・アスプリー氏の考え方は、痩せるのが目的ではなく、健康的な食事をすることが主題ですので、食材が有機だったり、牧草飼育だったりと、通常の大量生産食材と違うものが推奨されているため、日本では特に高額になってしまいます。


現在、私が試している食物繊維などの栄養補給の方法

食材は、自然なものからが基本。

私もそう思います。

しかし、背に腹は代えられない(お金の問題 T_T)為、私は次の事をやっています。

  1. 夕食の前に難消化性デキストリンを摂る。
  2. 夕食の前にセルロース粉末などの不溶性食物繊維を摂る。

食物繊維については、過去の記事を参照してください。

okikaediet.hateblo.jp


現在、アマゾンや楽天で水溶性食物繊維や不溶性食物繊維の粉末が単体購入出来るため、私はそれらのものを利用しています。水溶性食物繊維と不溶性食物繊維を両方買っても1か月2,000円以下ですので、毎食大量の野菜を買うよりは経済的です。

また、補助的に、総合ビタミン・ミネラル錠を摂ることにしました。

何故かというと、頻繁に足がつるようになった事、走った際に動悸がしたためです。これは、脱水、ミネラル分の不足、カロリー量の不足が考えられます。

カロリー量に関しては、放っておくとどんどん痩せてしまう為(ダイエット的にOKですけどね!)、あえて、バターやココナッツオイルなどをたっぷりと摂るようにしています。

デイブ・アスプリー氏は種子から圧搾した油はフィチン酸等の理由から摂らない様に言われていますが、全てグラスフェッドバターにするのは高価な為、オメガ3脂肪酸を摂れるよう、僕はえごま油や亜麻仁油も摂るようにしています。

まとめ

『完全無欠コーヒー』は、食欲のコントロール、低カロリーで満足を得られるという事において、素晴らしい『置き換えダイエット食品』だと思います。

置き換えダイエットの基本的な考え方は「絶食」ですので、空腹感の緩和とエネルギーの補給という意味で、理にかなっている方法です。

しかし、ビタミン・ミネラルや食物繊維を昼食や夕食で補填することが重要となりますので、単純に置き換えれば良いと思うのは早計です。

置き換えダイエットの真髄は、1食を単に置き換えるのではなく、1日2食で健康的な食事を設計し、空腹感と栄養補給をコントロールするための物という考え方が重要です。

その食事を糖質制限食や健康的な食事に変えていくことは、アンチエイジングや健康な生活を営む上でとても重要だと思います。

 

バターコーヒー、中々美味しいですよ? 試してみてはいかがでしょうか?